水引の結び方一覧 | 基本の蝶結びとあわじ結びからおしゃれなアレンジまで水引専門店が紹介!

 

水引アクセサリー

 

ご祝儀袋やアクセサリーに使われることの多い水引ですが、結び方は20種類以上もあることをご存知ですか。水引は、結び方によって異なる意味を持ち、見た目もシンプルなものからおしゃれなものまで様々です。


今回は、水引専門店の東京水引が、水引の結び方一覧をご紹介します。自分で水引を結んでみたい人はもちろん、水引のアクセサリーのデザインを知りたい人やご祝儀袋の水引を探している人もぜひ参考にしてください。


水引の基本の結び方と込められた意味

水引は結び方によって異なる意味を持ちます。特に、結び切りの結び方とその他の結び方では、意味が大きく異なるので、ご祝儀袋用に水引の結び方を探している人は注意が必要です。


水引の結び方の中でも基本となる4つの結び方とその意味を紹介します。

あわじ結び

あわじ結び

 

あわじ結びは縁起の良い結び方で、結婚式の内祝いなどで目にしたことのある人も多いでしょう。輪の部分が「あわび」に似ていることから名付けられたと言われています。


あわじ結びは、一度結ぶと簡単にはほどけない「結び切り」の形になるので、一度きりのお祝いごとに使われます。特に、両端を引っ張るとより強く結ばれるので「末永く続くように」という意味を持ちます。


結び方も比較的簡単なので、水引クラフト初心者の方にもおすすめです。他にも、あわじつなぎ、あわじくずし、抱き合わじ、あわじ返しといった派生した結び方もあるので、少し凝った結び方にしたい人はあわじ結びの派生にも挑戦してみてください。

結び切り(真結び)

結び切り

 

結び切り(真結び)は、あわじ結びよりもシンプルな結び方になっています。一度結ぶとほどくのが難しい結び方なので、「一度きりで終わるように」という意味を持っています。


そのため、結婚式のお祝いはもちろん、弔事ごとやお見舞いなど幅広い場面で使われます。一方で、お歳暮や出産祝い、昇進祝いなどの場面では不適切なので注意しましょう。


ご祝儀袋に使う際は、結び目の先端が上にくるように結びましょう。


蝶結び(花結び)

蝶結び

 

蝶結びは、水引の結び方で最もよく使われる結び方です。花のようにも見えるので花結びとも言われています。蝶結びは、引っ張ると簡単にほどけてしまう結び方です。


そのため、何度繰り返してもよいお歳暮や昇進祝い、出産祝いなどの場面で使用されます。一方で、結婚祝いや弔事ごと、お見舞いなどの場面では不適切なので注意しましょう。


開封しやすいこともあり、贈り物を包む際にもおすすめの結び方です。

梅結び

梅結び

 

梅結びは、結び目が梅の花のようにみえる結び方です。あわじ結びを変形させた結び方で、水引クラフト初心者にはやや難易度が高いかもしれません。


梅は、古くから縁起物の定番で、幅広い場面で使えますが、ベースは結び切りのあわじ結びなので、1度きりのお祝いに向いています。また、梅が冬を乗り越えて春に咲くことから「運命向上」や複雑な結び方であることから「固い絆」の意味も持っています。


水引アクセサリーにも使われることの多い定番の結び方で、かわいらしい見た目の結び方を探している人におすすめです。


水引は、結び方以外にも色や本数にも意味があります。詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。


水引とは?意味や歴史、知っておきたい色や本数のルールを水引専門店が解説!


簡単に作れる結び方

水引を自分で結んでみたい人向けに、水引クラフト初心者におすすめな簡単に作れる結び方を紹介します。


平梅結び

平梅結び

 

平梅結びは、基本の真結びやあわじ結びを覚えた人の次のステップとしておすすめな結び方です。左右対称の結びになっており、椿結びとも言われています。


平梅結びは、一度あわじ結びを作ってそこから一度崩して、紐を通していきます。形が崩れやすく、慎重な作業が必要ですが、慣れると他の結び方でも応用できる技術なので、ぜひ挑戦してみてください。


水引のおしゃれな結び方

変わったデザインの水引を結びたい人やおしゃれな水引アクセサリーが欲しい人のために水引のおしゃれな結び方を2つ紹介します。

亀結び

亀結び

 

亀結びは、名前の通り形が亀の甲羅に似ている結び方です。亀の子結びや亀甲結びとも呼ばれます。2つのあわじ結びを組み合わせて作っており、立体的な形を作りやすいので、髪飾りやブレスレットなど水引アクセサリーの定番の結び方になっています。


また、亀結びには「長生きできるように」という意味が込められており、特に縁起のよい結び方なので、水引アクセサリーのデザインで悩んでいる人にもおすすめです。

相生結び

相生結び

 

相生(あいおい)結びは、紐を交差させながら作る結び方です。相老結びや永遠結びとも言われます。


相生結びには、縁結びの意味があり、「共に生きて、共に老いる」という思いが込められています。そのため結婚祝いにも使われる結び方です。


見た目もリース型でおしゃれなので、水引アクセサリーのデザインとしても人気があります。


水引のかわいい結び方

かわいいデザインの水引アクセサリーが欲しい人向けに水引のかわいい結び方を2つ紹介します。

玉結び

玉結び

 

玉結びは、水引アクセサリーによく使われる結び方です。シンプルなようにみえて、きれいな球体に仕上げるのは難しいので、繊細な技術が必要になります。


小さな球体がかわいらしい玉結びは、和風にも洋風にも合うので、ピアスや髪飾りなどのアクセサリーに取り入れやすいです。


また、玉結びは固く結びつけて作るので、「固く結ばれて離れないように」という意味があり、ギフト用にもおすすめです。

叶結び

叶結び

 

叶結びは、願いがかなう結び方として有名で、神社のお守りなどにも使われています。結び目が「口」と「十」を合わせたように見えることから、叶結びと言われています。


輪っかを増やすことで、違ったデザインが作れて、二つ輪でリボンにしたり、三つ輪でクローバーのように結ぶとかわいいです。


今回紹介した以外にも、水引の結び方には、亀結び、葉結び、宮結び、本結び、片縄結び、胡蝶結び、宝結び、石菖結び(竹結び)、松結び、袈裟結び、輪結び、リング結びなどがあります。東京水引では、水引クラフトのワークショップも実施しているので、自分で結んでみたい方はぜひ参加してください。

 

東京水引のワークショップ詳細はこちら

 

 

水引の購入は東京水引で!

東京水引は、東京目黒で生まれた創作水引のブランドです。東京水引で販売されている水引アクセサリーやご祝儀袋の水引は、東京目黒の店舗またはオンラインショップにてご購入いただけます。


東京水引の作品はすべて中村江美の監修により手づくりされた作品です。目黒不動前の実店舗では、代表アーティスト中村江美の手による、一点ものの作品ラインである【TOKYO MIZUHI By Emi】も豊富に取り揃えております。


東京水引のアイテムが身の回りにあることにより、いつもの日常がなんだか華やいで楽しくなる。そんな想いを大切に活動しています。

水引アクセサリー

水引ピアス

水引の髪飾り

水引の髪飾り

水引アクセサリーの中でも特に人気なのが水引ピアスと水引の髪飾りです。細部の軽やかな美しさは、華やかな雰囲気を醸し出してくれます。通常のアクセサリーと比べて軽いので、装着の疲労感がないのも水引アクセサリーの魅力です。


また、水引は「人と人を結ぶ」という意味があり、縁起物として知られているのでプレゼントとしてもおすすめです。


オンラインにてご注文頂けますが、実物を見てから決めたい人は、東京目黒にある東京水引のギャラリーショップにぜひお越しください。お好みのアイテムを実際に触ったり、装着して頂くこともできます。


まとめ

今回は、水引の結び方一覧や用途別のおすすめの結び方について紹介しました。水引は同じ素材でも、結び方を変えるだけで意味や見た目の印象も大きく変わります。今回紹介した結び方一覧を参考に、自分に合った結び方や用途に合った結び方を探してみてください。


東京水引では、おしゃれなデザインの水引アクセサリーやご祝儀袋の水引を販売しています。東京の店舗だけでなく、オンラインショップからも購入できますので、ぜひ気になる作品を探してみてください。


東京水引のオンラインショップはこちらから